「快楽の都」 グイン・サーガ110
作:栗本薫 ハヤカワ文庫
というわけでまた2ヶ月経ったのだな(笑
グイン御一行様、快楽の都タイスに到着の巻。
110巻にして初めてのタイスということで(それもすごいな)
今回はタイス観光案内な感じでほぼ終わってたりしますw
にしても「金で買えない快楽はない」とまで言われる街なので
観光案内といってもかなり特殊だったりするわけですが(苦笑
そんな中、グインはこないだくっついてきたスイランの素性を探ろうといろいろやってて
まぁ読んでる人はわかるだろうけど一応伏字で書いておこうw
「スイラン、お前カメロンの部下だったのねっ!」
さすがおやっさん、手回しいいなぁ(をひをひ、伏せた意味ないじゃんw
ぼろぼろ尻尾出しまくりのスイランはなかなか面白かった。
にしても、御一行様、なんだか面倒なところに来ちゃったみたいでこの先どうなることやら。
闘技大会で勝っても負けても大変なことになりそうだしねぇ。
どっちみちゴーのおっちゃんに頑張ってもらうしかなくなるんだろうけどw
次は12月かぁ・・・うずうず(笑
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「豹頭王の挑戦」グイン・サーガ109
「豹頭王の挑戦」 グイン・サーガ109
作:栗本薫 ハヤカワ文庫
2ヶ月に一度のお楽しみ、グイン・サーガ最新刊♪
前巻ではちょいと寄り道したりして、それはそれでよかったんだけど
あの後どうなるのかと思ったら
表紙見た瞬間「何やってんだ!?」と(笑
まぁいろいろありーのですっかり旅芸人一座になっちゃった御一行様。
何はともあれマリウスがむちゃくちゃ楽しそうなのでよし(笑
マリウスが楽しそうだとこっちも楽しくなってくるからいいやね。
作者も楽しかったとあとがきで書いてたしw
何だかんだ心配したわりには、結構みんなノリノリなのもいいね。
相変わらずすーたんかわいいし♪さすがアイツの息子w
巻頭のカラーイラストのグインの背中がやけに寂しそうに見えるのが気になるなぁ。
「本当にひさびさに迎えた、おだやかな夜」って言うわりには。
今回は本当に楽しい話で、あっという間に読み終わっちゃった。
で、一番気になったのはあとがきにあった「111巻キリ番記念 パロの大舞踏会!!」だw
やべーこれすげー行きてー(爆
って言っても、舞踏会にひとりで行くのもどうかと思うし、そもそも踊れないし(汗
でもどんなことやるのか気になるよなぁ・・・
もう神楽坂倶楽部入るしかないかしれ?(笑
次の巻もまだまだ旅芸人モードは続くらしいので、楽しみだ♪
「xxxHOLiC」9巻
「xxxHOLiC」9巻
作:CLAMP 講談社
今日はグイン・サーガの発売日なので本屋に行ったらば
こっちも出てたのでついでに買ってきた。
そろそろひまわりちゃんが何なのかはっきりさせてくれてもいいんじゃないかと
思わなくもないんだが、四月一日(わたぬき、と読むのだ)の目が開けば
いずれ気づくことだからそれまで待ってあげるしかないのかねぇ(苦笑
でも、気づいちゃったらどうするんだろう。
それまでに「自分をどうするか」がちゃんと四月一日の中にできあがってないと
下手すれば四月一日沈んだっきり出てこれなくなっちゃうだろうしなぁ。
おねーさん心配だわ(笑
「出来ない事を悔やむより 出来る事をするほうが
例え、それが結果に繋がらなかったとしても 前には進めるわ」
まさかこんなところでこの言葉が返ってくるとは思わなかった。
確かにそう言った。私が、自分の意思として。
でもこのところ負けそうになってたんだよな。
立て続けに何度も、違う形で、封じていた心を見せられた気分。
封じていたのは自分自身なんだから、解くのも自分にしかできないわな。
まだ飛べる
翼はこの背に、しっかりあるんだから
そんなわけで、頑張ろうと思った次第。
なんだか本の内容とは離れちゃったけど、まぁいいか(苦笑
「クリスタル☆ドラゴン」24
クリスタル☆ドラゴン 24巻
あしべゆうほ 秋田書店
この話もずいぶん長いこと続いてるよなぁと思って
1巻の日付見てみたらば「昭和57年3月 初版」・・・
昭和57年?!ってことは1982年?!ってことは24年前?!
ぅゎぁ・・・(゜▽゜;)アタシこれ高校生くらいから読んでるような・・・
とちょっと時の流れに身をまかせすぎて朦朧となりましたが(苦笑
私にとってこの「クリスタル☆ドラゴン」という本、Sword&Magic の世界のきっかけというか
Magic に関して言えば、間違いなくこの本がなかったら足突っ込んでなかったよなぁと
そういう話なんですよ、えぇ正直な話。
もともと西洋占星術には興味あって、ギリシャ神話やらローマ神話やらは
基礎科目だったりするんだけど、この本読んでから
ケルト神話やら北欧神話やらルーン文字やらまで手を伸ばすようになったわけで。
ファンタジーの基本みたいなものもみんなこの話がきっかけだったりするわけで。
本当、この話に出会ってなかったら、私の人生かなり違ってただろうなぁと。
それはさておき。
全体の内容はものすごく大雑把に言っちゃうと「杖なき魔法使いが杖を探す話」だったりする。
24巻は、未完成だった杖が完成されるんだが代わりに主人公アリアンロッドが
水晶竜の夢の中に入り込んじゃったってな話になってた。
アリアンが夢から出ないことには話進まないから出るんだろうけど
そう簡単にはいきそうにない感じ。
しかも竜の夢に入り込んじゃったのはアリアンだけじゃなくて
夢見レギオンとヘンルーダ、その他大勢いたりするわけで。
もしかして全員夢から出されちゃうのかしらん?
そうすると戦士レギオンはどうなるんだろう?
んーさすがに予想がつかないぞ(苦笑
なんといっても一番の問題は、「20巻」と「22巻」を持ってないってことだな(笑
前後を読むと、ものすごーく大事なところが抜けてる気がするのよぅ。
読みたいよぅ読みたいよぅネットで買っちゃおうかしらという衝動と戦い続ける昨今。
途中で一度連載止まってからしばらくノーチェックで、再開してるの見逃したのが敗因なのよね。
あっちこっち本屋行くたびに見てはいるんだけど、新刊以外を置いてあるのを見たことないし(涙
うーんうーん。お金に余裕ができたら考えよう。
いい機会だったので1巻から通しで読み直してみた。
いやぁいろんなことがあったなぁといろいろ思い出したりなんかして
(話の内容もさることながら、自分自身のことについてもね)
本当に、この世界を知らなかったら私どうなっていただろう?と思ったよ(苦笑
でもきっと、この話と出会ってなくても
ファンタジーにはいずれ足突っ込んでたのは間違いないな。
最初がこの話だったってだけなのかも。
だって、ファンタジーと、Sword&Magicの世界と無関係な私って想像できないもん(笑
「パロへの長い道」グイン・サーガ108
「パロへの長い道」グイン・サーガ108巻
栗本薫 ハヤカワ文庫
2ヶ月に1度のお楽しみ、グイン・サーガの新刊でつ♪
今回もちょっと寄り道してたりするんだけど
あとがきで栗本さんも書いてるんだけど
元ネタ知らない私としてはどうにもこうにもお手上げな感じ(苦笑
まぁ元ネタ知らなくても問題はないんだけど
あとからそういう風に言われちゃうと知らないのがちょっと悔しかったり。
今更どうにもならんがねヽ(´д`;)ノ
寄り道のほうはさておき、グイン御一行様、とうとう人里に出ちゃいました(笑
これから先はマリウスが頑張るんだろうなぁとは思うけど
そうなると話はそう簡単には進まなくなるんだろうなぁ(苦笑
何せマリウスくんだしw
そうするとまたリギア姉さんひとり気をもむんだろうなぁ。
まぁ頑張ってくれw
ところで「ガヤへの巡礼」は一応方向合ってるし問題ないと思うけど
ガヤからパロ方向へ行くのには何て理由つけるつもりなんだろう?
まだまだ先は長いよなぁ。
いったいいつになったらグイン御一行様はパロに着くんだろうか(苦笑
「ファサード」13
「ファサード」13巻
篠原烏堂 新書館
12巻からの続き、「その果てに愛はあるのでしょうか」シリーズ。
ずいぶん長いこと続いてるなぁ。それだけ安定したってことなんだねぇ。
内容は相変わらず謎が多い。うー早く続き読みたいよぅ。
なんだかどんどんやばいほうへやばいほうへ進んでいくのね。
このシリーズの冒頭を考えれば、きっとこの国は「消えて」しまうのだろうけど
どう考えたってハッピーエンドにはならないのだろうけど
でもでもきっと烏堂さんのことだから、絶望のまま終わらせたりはしないだろう。
そうであって欲しい。じゃなきゃつらすぎるもの。
にしても、最後の台詞
「ありえない これでは彼は ファサードはフランチェスカの──」
ってやつ、どう考えたって続くのは「肉親」、しかも「ありえない」ってことは
ファサードはフランの「子供」ってことなんじゃないか?
そう思って表紙の絵見れば、ファサードとフラン、二人とも金髪に菫色の瞳。
この世界はファサードの生まれた世界、だから変な飛び方してるのか?
今まで、同じ世界へ何度も行ったのは「ヒロム」のとこだけだよなぁ。
この話で他の「住人」との関係も見えたりするんだろうか?
それともいまだ出てこない「5人目」がわかったりするんだろうか?
うーんうーん。先が読めないのが楽しいぞちくしょー(笑
っていうかフィニィって何なのよー!
なんとなくはわかるんだけど、やっぱすっきりしないのよぅ。
「あの時」動かなかったのは「フランに危害はない」のがわかってたからなのはわかるけど
フランはともかく、ドレイドが何故そこに気づかないかなぁ。
やっぱ平和ボケ?・・・っていうかドレイドも結構まっつぐな人だからなぁ。
あうー、歯痒い(苦笑
何にせよ一番気になるのはフィニィの角。
だって時々位置が違ってたり向きがおかしかったりするんだもの(笑
頑張れ烏堂さんw
「流れゆく雲」グイン・サーガ107
「流れゆく雲」グイン・サーガ107巻
栗本薫 ハヤカワ文庫
あとがきの「峠の茶屋のような巻」というのが本当にぴったりな
「メインはわかったけど、他の人たちはどうしてんの?」な話ばかりの今回
タイトルが久しぶりに「定形外」だったりするのもそういうことなのかも、とか思ったり。
まぁでもあっちこっちだいぶ落ち着いてきて、落ち着かないのはグインだけだねぇ(笑
次からはまた「道中記」らしいから、グインがパロに着くのはもう少し先なのかな。
「光の王子」と「闇の王子」はどっちがどっちなんだろう。
あぁでも今回のリンダの予言と、『トワイライト・サーガ』のことを考えると
やっぱり闇の王子が勝っちゃうんだろうか。
うーむ。とりあえずグインがリンダに会ってどうなるのかが楽しみだ。
っていうか、『グイン・サーガ』って、終わるのか?(笑
最初は「100巻完結」の予定だったはずなのに、その100巻もとうに超えてるし
まだ当分話は終わりそうにないんだけど。
中途半端な数で終わらせるとは思えないし・・・
だからって200まではそりゃ無理だろうって思うし(苦笑
ちゃんと終わって欲しいけど、できるだけ長く続いて欲しい。
ま、それもヤーンの御心のままに、だな。
「天才数学者たちが挑んだ最大の難問」
「天才数学者たちが挑んだ最大の難問」 フェルマーの最終定理が解けるまで
アミール・D・アクゼル 吉永良正・訳 ハヤカワ文庫
フェルマーの最終定理:
「 xn + yn = zn は、n が 2 より大きいとき、自然数解をもたない」
17世紀にアマチュア数学者のピエール・ド・フェルマーが『算術』という本の余白に書いた
「それを記すには余白が小さすぎる。」というひと言でも有名なこの定理。
見た目簡単に見えてとんでもなく厄介な問題で、二十世紀中には証明されることは
ないだろうと言われていた「フェルマーの最終定理」が証明されたと発表されたのは1993年6月。
当時もものすごく気になってたんだけど
身の回りに一緒に盛り上がってくれる人がいなかったので
ちょっと寂しかった思い出も個人的にはあったりする(笑
グイン・サーガを買いに本屋に行ったらば、目に留まってしまったですよ。
で、読んでみたらば。
細かい数式なんぞ一切なく、ある意味数学史を追いかけるような話の流れ。
それこそ紀元前2000年のメソポタミアから話が始まるという面白さ。
無論ピュタゴラスの話も出てくる。そりゃそうだ、まずはピュタゴラスの定理
「 x2 + y2 = z2 」がないと始まらないからね。
時代を追うごとに話はどんどん複雑になっていく。
ユークリッド幾何学とかモジュラー形式とか言われてもさっぱりだけど(苦笑
とにかく先へ先へと読み進められるのは文章がいいせいだな。
最終的には「2より大きい自然数で、この条件を満たす数は計算上存在しない」というところに
行き着くわけで。
もともとどちらかと言えば理系寄りな私。
中でも証明問題は大好きで、授業そっちのけで教科書の問題解きまくったこともあった。
細かいところからひとつひとつ埋めていって、それらを拠り合わせるように
たった一つの答えにもっていって、それが正しかったときの快感っていったらもう♥(苦笑
あぁそうか、この本自体がそういう書き方をしてあるんだ。
それでわくわくしながら最後まで読めちゃったわけだな(笑
高校卒業してもう20年かぁ。脳みそもかなりくたびれてきてるだろうに
それでもこういう本を読んで「わくわく」できる自分であることが嬉しい。
なんだかちょっとだけ脳みそ若返ったような気がする(そんなわけあるかいw)
「おせん」11巻
「おせん」11巻
作:きくち正太 講談社
mixi のコミュで11巻発売のトピ立ってたのでさっそく本屋へ。
毎度相変わらずうまそうなものてんこ盛りっすね♪
でかい鍋・・・うーん欲しいけど、その後の始末ができるほどの腕はなし(涙
そりゃでかい鍋でどーんと作りゃ美味いのはわかっちゃいるけど
二人で食うってことはいったい何日同じもの食う羽目になるんだか。
・・・それを何とかするのが腕なんだろうけどさー つx ;)しくしく
「おせん」読んでると、料理もさることながら、道具にやられる。
すっぽん鍋とかさー寸胴とかさー欲しくなるけど
本当にたまにしか使わないのが目に見えてるので
やっぱ道具ってなぁ使ってナンボじゃんねぇと思うと声に出して「欲しー」とは言えず。
久しぶりに洋品店の若旦那とお茶のお師匠さんの話も聞けたし
鳶の純さんも頑張ってるなーでも大丈夫か?な感じだし
志摩ちゃんもこれをご縁にまた出てくるんだろうなーとか
締め処でディープなボケかます清さんも久しぶりだねぇとか
どこのご隠居さんだよアタシゃあ(笑)みたいな感じで読んでたり。
つーかあの天神の新会長、どう見ても
「きりきり亭のぶら雲先生」1巻に出てきた ち〇ぽ汁男 じゃねーの?(爆
あ、でもありゃお茶の先生だったっけか。
あっちは「たてるのはお茶だけにしときなよ」ってぶら雲に言われてたけど
そういや工務店の四代目ってことはこっちも「たてるのが仕事」じゃん(笑
さすがにおせん相手じゃそんなオチにはなんないだろうけど。
オビには「完全描き下ろし原画使用 おせん特製手ぬぐいプレゼント」
やべー欲しーよー(≧▽≦)手に入ったら額に入れて飾っちゃうぞー
あ、いけねぇいけねぇ。手ぬぐいなんだから、飾りもんなんかにしちゃぁいけねぇや。
でもいくら手ぬぐいっつったって、今時のプリントもんだったらがしがし洗っちゃダメだろうしなぁ。
本気の染めものだったらどうしよう(笑)いや、さすがにそこまで手間かけらんねーか?
内容が内容だもんなー半端なもん作るわけにもいかねぇだろうしなぁ
・・・とかひとりで盛り上がってたりします(苦笑
えーんほしーよほしーよー。応募はするけどね、もう本気の本気で。
抽選で1000名様。頑張れアタシ(笑
「xxxHOLiC」8巻
「xxxHOLiC」 8巻
作:CLAMP 講談社
何の気なしに本屋さん覗いたらあったもんで、買っちゃいました。
いやーだって7巻の最後があーだったしー、気になってたのよー(笑
にしてもだ。
なーんか結局なるようにしかなんないのかよみたいな感じで
おねーさんつまんないわ、みたいな(笑
四月一日がもうちょっと足掻いてくれれば楽しいのにねぇと
まるであっちの世界の住人みたいなことを思ったりしてる自分がなんともはや。
ま、要するに「必然」なんだろうけどさ。
四月一日はまだまだ足りないし、百目鬼はまぁいいとして
ひまわりちゃんをいつまで放置しておくんだろうか侑子サンは。
それも「必然」なのか?
ところでオビに「4月よりTBS系にてTVアニメ放映決定!」だそうで
えーこんな話アニメで放映しちゃうんですかー?!とか思わないでもない。
あ、そう言えば劇場版まだ見てないわ。
時間帯にもよるだろうけど、19時台とかだったらびっくらこいちゃうぞ(笑