「妖魅変成夜話」4


「妖魅変成夜話」4
作:岡野玲子 平凡社
3巻からいきなり話が転がっちゃって一体どうなるのかしらんと思ってたら
4巻になったら転がった上にバウンドまでしちゃうもんだから
軽く迷子になりかけました(謎
っていうか織女と牽牛とはなぁ・・・(苦笑
何かもう人界のことなんてどうでもよくなっちゃったんだけどw
やっぱいいなぁ仙界(マテ)
そういえば、玉漣はすでに果物渡しちゃったことになってるんだから
あのボケナスが帯玉渡しゃそれでおっけーなんじゃないか?(を
まぁ杖置いてきちゃうような奴だからなぁ・・・無理かもなぁ。
しかしまぁ見事な薄墨だこと。
本当に筆だけで描いてるのかどうかなんてもうどうでもいいかもw
でも、もうひと転がりして反転して開いちゃうような気がするな。
話の内容も、絵の技法も。
しまった、これじゃ何のことだかさっぱりわかんないじゃないか(苦笑
もー面倒臭いなー人界は(をひw

「xxxHOLiC」11


xxxHOLiC 11巻
作:CLAMP 講談社
映画観た帰り、グイン・サーガの新刊が出てるなと寄った本屋で
ついでに発見した新刊コミック2冊のうちの1冊目。
なんだかいろいろと収めるところに収めていってる感じ。
もう少しで終わっちゃうのかね、この話。
もっといろいろ見てみたい気もするけど
この手のネタはなかなか難しいしねぇ・・・
一応「ツバサ・クロニクル」とリンクしてるのは知ってるけど、あっち読まないと
別にこっちの話がわかんなくなるわけではないので放置してた。
・・・こっちが終わってからあっちを読んでみるってのも面白いかもな。
もうひとつのタマゴはどうなるんだろうな。
依代にするのかな、それとも形代にするのかな。
まぁ、楽しみにしておくか。

「もう一つの王国」グイン・サーガ113

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「もう一つの王国」 グイン・サーガ113
作:栗本薫 ハヤカワ文庫
夕飯の買い物に出かける途中、頭の中に浮かんでくるものをあれやこれやこねくってたら
突然「リアード!リアード!」と出てきて、リアードっつったらグインじゃん・・・とか思ったところで
グイン・サーガの新刊出てることに気づいて、そのまま本屋寄って買ってきたわけで。
「あぁまたグインったらそんなとこに引っかかってw」な話だったわけだが
最後の最後に「えぇっ!そうだったの?」みたいな話になってちょっとびっくり。
(あとがきで作者もびっくりしてたんだから、読んでる人がびっくりしても当然なのだ)
ガンダルはまーだ謎だねぇ。やっぱ実際の試合まで引っ張るつもりだなw
スナフキンの剣があんな芸当ができるとは思わなかったなぁ。器用なんだねぇ(笑
ユーライカも久しぶりに活躍してるし。
にしても、どんな恰好してても必ず身につけてるってことはよ
確か「下履きのかくしの中に入れてある」って書いてあった気がしたから
・・・早い話が「ぱんつの中」ってことかね?!w
さすがにグインを丸裸にはできないのかもしれないが
そもそもどこの誰だか知れない奴を、しかも体でかくて見てわかるくらい筋肉しっかりしてて
そこそこどころじゃないくらいの剣の腕もあるって奴を、地方の一都市とはいえ
一応支配者の前に連れて行くのに、剣さえ持ってなかったらオッケーみたいなのはどうなんだと。
もし投げナイフなんか隠し持っててそれで支配者が殺されちゃったらどうすんだろうなぁ。
・・・あ、それもアリなのか、クムだから(ぇw
グインがタイスを抜け出すのに一番の問題だったことがこれで解決したも同然だし
あとはガンダルと戦うだけなのかねぇ?
何かもうひともめありそうな気もするけどw
つーか今回のラストの続きがすげー気になるんだけど(笑
どうなんだよーどうなんだよーうずうず。

「陰陽師」13

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「陰陽師」13
岡野玲子 原作:夢枕獏 白泉社
映画観終わったあと、海老名で本屋寄ったら
気になってたコミックの続きを次々と発見してしまって買っちゃったさ∼(; ̄▽)ゞおほほほほ
そんなわけで、家帰って4冊一気に読んだわけです、はい。
「陰陽師」を最後にしたのは、この巻で完結だから。
やっぱり既刊を実家に置いてくるんじゃなかったかなー。
12巻あたりからだんだん置いてかれてる感が大きくなって
(岡野さん飛びすぎなんだもの)
13巻はもう飲み込むどころかなぞるのもひと苦労な感じ(汗
でも「そうか数理はここまで来ないといけなかったのか」とも思ったり。
数理とかゲマトリアとかカバラとかあっちこっちかじってはみたけど
どうもいまいち腹の据わりが悪かったのはそういうことか。
しかも二次元すら修めてないのに三次元に手出そうとしてもそりゃ無理ってもんだよなぁ(苦笑
どうも昔っからエジプトとは相性が悪くてなー(苦笑
どっちかって言うと好きなほうなんだけど、どうしてもこの身に浸み込んでこないのよねぇ。
何でだろうなぁ?
しかし・・・数理を礎とするからには、妥協も例外も許されない。
それは話の中だけじゃなく、話そのもの、つまり描き手にも要求されるわけで
描ききった岡野さんはすごいとしか言いようがない。
最初の予定では12巻完結だったのに、途中から岡野さんが飛ばしちゃって
12巻に収まらなかったってのが楽しいったらないな。
そのせいで、各巻についてる卦も消長十二卦じゃ足りなくなってるし。
で、改めて13巻の卦を見てみたら、真ん中を薄く繋いであるし(笑
それって何かずるくなーい?w それこそ太乙置いてもよかったんじゃないのかしら。
じゃなきゃウロボロスとか(それは行き過ぎか)。
この本だけじゃなく、今日買った4冊全て、しかも全部一度に揃ったということ自体
何やら思うところがあったりなんかして、ちょっと感慨深かったりする。
私は「自分の力を使う道」を選んだけど、力を使うためにはまず「おさめなければならない」わけで
「順番が逆」なのはそういうことなのかしらんとか思ったり。
・・・「銀の車輪」・・・「鳳凰」・・・そうか、「再生」・・・「再び生まれる」、か・・・
必要なのは「禊」。ふむ、なるほど。
というわけで、とりあえず古い服を捨てようと思った私でありました。

「クリスタル☆ドラゴン」20&22

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クリスタル☆ドラゴン 20巻・22巻
あしべゆうほ 秋田書店
24巻まで出てるんだけど、しばらく放置してたせいで20巻と22巻を買いそびれてた。
海老名の本屋で見つけてしまって、思わず即買(笑
まぁ、だいたいの話の流れは見当ついてたけど、細かい話まではわかんないし
後の巻でその話が出てたりしてちょっと、というかかなり気にはしてたんだな。
ところで。
20巻の表紙が「樫の木の精霊」、22巻の表紙が「アリアンの手から消える杖」なんだが
これって逆じゃなかろうか?
「アリアンの手から消える杖」は20巻にある1シーンだし、「樫の木の精霊」は22巻に出てくる。
表紙の絵ってそんなに前後しちゃってたっけー?
しかも私が買いそびれた2冊が入れ替わってるってのがすごく気になるじゃないのよ(苦笑
そんなわけで、話はつながったんだけど、どうもまだすっきりしなかったり。
他の巻は実家に置いてきちゃったから通して読むのもできないし。
むーんむーん(苦笑

「ファサード」14

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「ファサード」14巻
篠原烏堂 新書館
12・13巻と続いてきた「その果てに愛はあるのでしょうか」シリーズがとうとう最終話。
結果がどうなるのかはわかってたけど、そこには確かに「愛」があったんだと思うね、やっぱ。
ファサードがどうしてあんな存在なのかはまだわからないけど
自分が人として、愛より生まれたんだっていうのがわかっただけでも
ファサードにとっては大きな力になったんだろうなと思う。
フィニィがずっと待ってたのは、ファサードが存在していることを認識し続けてたからなのかも。
ファサードが「移動」したとき、フィニィは反応してなかったし。
とすると、フィニィの本体はパラレルワールドまで走査可能だったってことか?
それとも、生体反応の消滅パターンが死とは違うから
死亡したという処理はしてないってことか。
結局謎だったことはたくさんあるし、わかったこともはっきりと「こう」って形ではなかったりするし。
でも、曖昧なものを曖昧なまま表現することがどれだけ難しいかを知ってるから
烏堂さんがんばったなーとつい思ってしまう(苦笑
ところで、ギャレットはいつサングラスを外したんだろう?w
「サングラスを外してるところ」があっても、というか
あったほうが話の流れ的にはよかったんじゃなかろうか?とか思ったりして(^^;
そのシーンを描き忘れたのか、それとも途中でサングラス忘れてそのまま通しちゃったのか・・・
まぁ、最初読んだときには気づかなかったんだけどね(笑
しかし・・・教授、おいしいなぁ(ぇw

「闘王」グイン・サーガ112

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「闘王」 グイン・サーガ112
作:栗本薫 ハヤカワ文庫
引越前に買っておいたんだけど、ゆっくり読みたいので保留にしておいたんだな。
荷物届くの待ってる間、他にすることもないので丁度よかったw
お、久しぶりに「定形外」のタイトルだwと思ったんだけど
107巻も定形外だったのね、そういえば(笑
グイン・サーガのタイトルは基本「〇〇の〇〇」って形なんだな。
さすがに漢字2文字のタイトルってなると84巻「劫火」以来4巻目ってことになるけど。
今回も前回の続きでグインがあっちこっち引っ張り出されて試合。
途中逃げようとして失敗したけどうまくごまかせたみたいでまぁよかったのか。
でも、どうしても水神祭りの大会には出ないといけなくなっちゃったみたいだけど。
にしても、どいつもこいつもいい漢(おとこ)だよなぁまったく(笑
こういう真っ直ぐな気性ってのは、非常に心地いいな。
汚いところも暗いところもちゃんとわかってるけど、それでも真っ直ぐに胸張って立ち続ける
それが本当の「強さ」なんだってのを示せる男はそういないからねぇ。
で、何故か私はそういう漢を見ると
「この人に『主(あるじ)』と認められたら幸せだろうなぁ」と思ってしまう。
物心ついた時からある「自分は命令する側の人間だ」という思い。
立場とか身分とかはちゃんとわきまえてるし、実際にトップに立つ為には
「行動力」がちと足りないのはわかってるから、それほどしゃしゃり出ることはしないけど
「説得力がある」とか言われることは結構多かったりする。
そんな私の「主(あるじ)気質」を刺激しまくってくれるわけなのよ、グインったらw
本当にねぇ・・・こんな王になれたら・・・って思ってしまう自分が恐かったりもする(苦笑
まぁ今回は「男っていいなぁ」と思う話だったりしたわけで。
でも自分がそうなりたいとはあんまし思ってないかな。
どっちかって言うと、こういう男をきちんとサポートできる女でありたいなと思う。
あぁでもこういう男って、大抵しょーもない女に引っかかったりしてるんだよなぁ。
・・・グインもそうだし(苦笑
剣と魔法の世界で知り合った人の中で、ただひとり
「この人に『主』と認められたら幸せだろうなぁ」と思ったナイトさんが
今、私のリアルの「夫」だというのは、それはまた別の意味で幸せなことだよなぁ、と思う(笑

「タイスの魔剣士」グイン・サーガ111

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「タイスの魔剣士」 グイン・サーガ111
作:栗本薫 ハヤカワ文庫
前回までとは打って変わって、今回は戦闘シーンばっかり。
とは言え戦争ではなく試合だから、死人はほとんど出てないが。
しかし、相手が弱すぎて手抜きもできん、ってグインの台詞はなかなかすごいなw
さすがに最後のほうの試合はそうでもなかったみたいだが。
それに、何か面白い人出てきちゃったし。
久しぶりに「剣の誓い」も見れたし、グインもある程度素でいても大丈夫になってきたし
にしてもどう決着つけるか見ものかも。
ていうか今回ほとんどグインの話だけだな。
スイランとマリウスがちょこっと出てきたくらいで、他の人は何してんだかーみたいな。
まぁマリウスは心配ないからいいとして(苦笑)
リギアさんとかどうしてるんだか気になるじゃないのよさ。
まぁリギアさんの腕前も心配はいらないだろうとは思うが。
そういややっとグインが「自分が自分であることを思い出した」んだな。
今までは「リンダに会うこと」がきっかけなのかと思ってたが、そうじゃないみたいだ。
リンダに会いに行く「過程」が必要だったのかもしれんなぁ。
でもリンダには会いに行くことになるんだろうな。
だって彼女がそう予言してるんだから。
まだまだ楽しみだw

「xxxHOLiC」10

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xxxHOLiC 10巻
作:CLAMP 講談社
友人のblogで新刊出てたのを知った私。
・・・確実に本屋行くのは2ヶ月に1回だもんなぁ。
そんなわけで、10巻。
とうとうひまわりちゃんが何か、がわかったわけなんだが
・・・ひまわりちゃん、自覚してたのか。
いや、本人は無意識なのかなぁと思ってたんだけどね。
でも、自覚してて、それでも笑顔でいられるってすごいわ。
まぁひまわりちゃんには何の責任もないと言えばそうなんだけど。
きっと、彼女を守ってる何か、も強いんだろうな。
で、四月一日(わたぬき)はそれでも変わらず。
いや、変わったか。自分を捨てるんじゃなく、自分を活かそうとするようになったんだな。
いいことだw
無意識に「力」を使ってしまうことを恐れて、人と関わることを避けようとする。
それは一時的にしか効果がないことを、私は体験して知っている。
大事なのは、どうフォローするかなんだよな。
・・・まだまだ修行が足りないけどね(苦笑

「おせん」12巻

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「おせん」其之十二
きくち正太 イブニングKC 講談社
前の巻が話途中で終わってたもんだから気になって気になって
速攻買ってきちゃった(笑
いやー久しぶりのおせんちゃんの啖呵。いいねーやっぱw
天神の新会長さんも根はいい人だったし。
っていうか、いい人だから利用されちゃったんだろうなー。
「粋」も「伊達」も、基本をきちっと守れる人がやってこそ華になるってもんよね。
ただ崩しゃいいってもんじゃない。そこら辺が難しいとこなのに
最近は本当、基本なってないのにいきなり応用しようとして失敗する若いのが多いったら。
・・・いかん。これじゃまるっきりおばさんじゃないか(爆
今回は前巻からの続きと他3本。
どれもいい話だねぇ。
しかし、どうしておせんの周りは祝言になるとひとモメあるんだろうねぇ(苦笑
アレか?「類は友を呼ぶ」ってやつ?w
そういやおせんちゃんも前に見合いしてたけど、あの五葉館の坊ちゃんは
あれからどうしてるんだろうなぁ?
ていうかさ、前からずっと気になってるんだけど
おせんちゃんの父親って、どんな人だったんだろう?
話には一度も出てこないどころか、おせんちゃんて父親の記憶ないっぽいし。
大女将さん、もしかしてシングルマザー?とか思ったり。
たぶんおせんちゃんが祝言挙げるなんて話にでもならない限り
父親の話なんて出てはこないだろうなぁ・・・
帯には新連載の話が。
「一升庵大女将 渡る世間にもの申す」ですかそうですか(苦笑
でも、いちいちツッコんでたらキリない世の中なんじゃないかと思うんだがw