xxxHOLiC 15巻
作:CLAMP 講談社
本当にもう終わりに向かってまっしぐら、な感じになってきました。
先が見えなくても、今やるべきことをできる限りやる、っていうのは
とても難しいし、でもとても大切なこと。
それができるかどうかで、本当に先へ進めるかどうかが決まるんだよな。
にしてもいきなりな展開でちょっとびっくり。
もうひとつの話「ツバサ」との兼ね合いもあるから仕方ないのかもしれないけど
こっちだけ読んでる私にしたら、やっぱりちょっと腑に落ちないかなー(苦笑
時を止めたのは、繋ぐため、か?
いや、断ち切ら(せ)ぬため、か。
全ての出遭いが必然ならば
「存在する筈のないもの」など存在しない筈・・・
まぁこればっかりは種明かしを待つしかないかね。
「Books」カテゴリーアーカイブ
「黒衣の女王」グイン・サーガ126
「黒衣の女王」 グイン・サーガ126
作:栗本薫 ハヤカワ文庫
アニメ版グイン・サーガも始まりました。
本編で思い出話になってる「あの頃」がアニメになってるわけです。
それもまた縁なんだろうねぇ(^−^)
ほとんどがリンダとイシュトの会話なんだが
なんというかまぁほのぼのというかイシュトは相変わらずというか
リンダは頑張ったなぁというか
それより、あれから8年しか経ってないってのがびっくりです(笑
だって20年以上かけて読んでる話なのに。
ヨナくんも出ちゃった後だしフロリーさんも出ちゃった後だし
本当にイシュトったら間が悪いんだから(苦笑
なのにここまで来ちゃうんだから、悪運だけは強いんだねぇ。
でもリンダはそう簡単に落ちないよw
・・・本人も言ってたけど、奪ってくれでもしない限りはね( ̄ー ̄)
まぁそんなことしたら後の話が続かなくなっちゃうんだが。
(6月21日 記)
2009年5月26日、作者の栗本薫さんが亡くなられました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
「ヤーンの選択」グイン・サーガ125
「ヤーンの選択」 グイン・サーガ125
作:栗本薫 ハヤカワ文庫
そうか前巻の最後でヨナくん大変だったんだ。
スカールに助けられて、その後一緒に旅することになって。
久しぶりに観光案内風な流れになってたけど
個人的には草原の民、騎馬の民の生き様・掟みたいなものは
すごく憧れるし、どちからと言うともともとの自分の気性に合ってる気がする。
にしてもスカールとヨナくんがこんなに近くなるとは思ってなかったなぁw
ていうかそれがヨナくんのいいとこなんだろうなぁ。
だからこそイシュトにも助けられ、ナリスにも目をかけられて。
自らを光輝かせるだけが才能ではないってことかね(笑
そして打って変ってのイシュトの話。
ていうかカメロンかわいそうだー(T△T)
まぁタイミングを逃したのはカメロンなんだから仕方ないっちゃ仕方ないんだが。
歳とるといろいろ抱えたり背負ったりしてるから、動きは鈍るよな。
(6月8日 記)
2009年5月26日、作者の栗本薫さんが亡くなられました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
「xxxHOLiC」14巻
xxxHOLiC 14巻
作:CLAMP 講談社
なんだか「もうすぐ終わりもうすぐ終わり」みたいな感じがずっと続いてて
「そういうフリなのかなー」みたいな感じになってきた。
締める前に片付けなきゃいけないことがいろいろあるのはわからなくもないけど。
小羽ちゃんが落ち着いたのはよかったよかった。
「継ぐ者」の存在は本当に大事だよな。
小羽ちゃんならしっかり繋いでくれそうだし。
でも、はっきりしないことが多すぎて、感想書きにくいんだよなぁ(苦笑
あぁそうか。
お客さんにとってお店に来ることが「必然」であるならば
お店にとってもそのお客さんが来ることが「必然」なんだな。
「夢をかなえるゾウ」
「夢をかなえるゾウ」
水野敬也 飛鳥新社
まぁ出版されてから結構経ってるし、ドラマ化されてからも結構経ってるし
微妙に「いまさら」感があるのは否めないですが
だって読みたくなったんだもん(^−^;)
で、妹が「誕生日プレゼント何がいいー?」とメールしてきたので
ちょうどいいので買ってもらうことにしましたw
「ミロクの巡礼」グイン・サーガ124
「ミロクの巡礼」 グイン・サーガ124
作:栗本薫 ハヤカワ文庫
前半はそれほどでもなかったけど、後半はあれよあれよって感じ。
最後のほうは本当怒涛って感じでもうびっくり。
命ってすごいよなぁと。
作者自身の現状も含めて(^^;)
カメロンがああ思うのは無理もないけど
やり直せる、というか取り返せるなんて思わないほうがいいと思うんだよなぁ。
自分の老いを感じるってことは、まだ若いって思ってたって証拠でもあるわけだな。
ブランはもうしばらく頑張ってもらうことになるのか。
まぁアイツいい奴だし、見てて気持ちいいから好きさw
今までずっと陰(かげ)だったヨナくんが動き始めた。
何か、「これから」のための「今まで」だったような気はするね。
スカールさんと出会って、ヨナくんは何を「腹に据える」んだろうな。
話のテンポは上がってるのに焦った感じがしないのはすごいなぁ。
作者の腹は据わってるんだろうな、とっくの昔にw
つきあいましょ。
「グイン・サーガ」と「作者の命」、どちらが先に終わるかはわからないけど。
「風雲への序章」グイン・サーガ123
「風雲への序章」 グイン・サーガ123
作:栗本薫 ハヤカワ文庫
何だかこう、むずむずするというか(笑
「序章」とタイトルで言ってるだけはあるかなぁ。
あっちでもこっちでも、いろいろと始まろうとしていると言うか、変わり始めたと言うか。
まぁケイロニアのほうはそれほど驚くほどのことはなかったけど
問題はイシュトのほうだねぇ。
なーに調子ぶっこいてんだこいつ、とか正直思っちゃうわけだけど(笑
これでリンダにきっぱりフラれたらキレちゃうんじゃねーか?みたいな。
どこまでもつのかねぇ、イシュトは。っていうかカメロン大変だなー。
シルヴィアが全然出てこなくてちょっと心配。
どうしてるかなぁ。
「豹頭王の苦悩」グイン・サーガ122
「豹頭王の苦悩」 グイン・サーガ122
作:栗本薫 ハヤカワ文庫
うーん・・・いやぁ今回はどうにもこうにも重すぎる話だねぇ。
私もあの思いはわからなくもない。さすがにあそこまで暗く深くはないけれど
それでも「周りの人から自分の存在を否定される/無視される」経験はあったから。
あれは、やられたことがなければわからないだろうなぁ。想像することはできないだろうなぁ。
ハゾスは・・・やっぱりお坊ちゃんなんだねぇ。それが悪いとは思わないけど。
にしても・・・グインはどうしてあそこまでニブイんだろうなぁ。
ていうかね、そもそもあの世界に送られた理由も
やっぱりニブかったから、なんじゃないかって気がしてきたよ。
確かアウラ・・・妻だったはず。グインの。
この先シルヴィアがどうなるのかがすごく気になる。
殺さないのなら、せめて生きていくための力をあげて欲しいと思ってしまう。
恨みでも憎しみでも何でもいいから。
何もかも失って手放して、死ぬまで放置されるなんてあまりにも可哀想だ・・・。
「xxxHOLiC」13巻
xxxHOLiC 13巻
作:CLAMP 講談社
今回のメインは小羽ちゃんなのね。
それにしても、小羽ちゃん頑張ったんだなー。
綺麗なものも綺麗じゃないものも
観たいものも観たくないものも
たくさん観てきたんだよな。
きっかけが善意でも悪意でも
囚われれば「欲」となる。
欲になってしまうと、制御することが難しくなって
コントロールを失った欲は、それを持つ者を壊す。
いっぱいいっぱいだと、コントロールも難しくなるよね。
だからこそ「あそび」が必要なんだけど
「楽しむこと」って意味の「あそび」ばっかりが蔓延って
「余裕」の意味の「あそび」がどこかに忘れられちゃってるんだな。
だから心の病が蔓延ってるのかね。
本当にもうあと少しで終わってしまいそうな感じだ。
ちょっと寂しいなぁ。
しかしこの表紙で侑子さんが持ってる玉、
何度見てもリネージュ2のウィルオーウィスプ系モンスターそっくりだ。
・・・ぱくったか?w
「サイロンの光と影」グイン・サーガ121
「サイロンの光と影」 グイン・サーガ121
作:栗本薫 ハヤカワ文庫
いやーやっとグインがケイロニアに帰ってきましたな。
まぁそれはめでたしめでたしなんだが。
それより何より、シルヴィアちゃんがエライことになってるじゃないの(汗
まさかそこまでいっちゃってるとはねぇ・・・。
もう本当びっくり。
一番びっくりしたのはグインなんだろうが(笑
にしても、グインも不器用すぎるのにも程があるだろ、みたいな。
まぁグインにもいろいろあるのは確かだけどさ
なんだかなーもうおばちゃん頭痛くなってきちゃうわ(苦笑
がんばれハゾスw