「ベオウルフ」


「ロード・オブ・ザ・リング」と「300」がひとつになった・・・
そんな風に言われたら観ないわけにはいかないじゃないねぇ(笑
というわけで久しぶりに映画観に行ったよw
「ベオウルフ」という話があるのは知ってたけど、内容は全然知らなかった。
簡単に言っちゃうと「ベオウルフという名の男が、国を救い、王となり、魔物と戦って死ぬまでの話」。
でも完全無欠のヒーローっていうわけじゃなくて、人としての脆さとか弱さとかがものすごくはっきりあるもんだから、女の私から見たら「しょーがねーなー男ってやつはw」な話だったりする(笑
全然知らないで観に行っちゃったんだけど、この映画ってほとんどCGで作ってあるのね。
って言っても、役者の動きとか衣装とかは実際のものを撮影して、取り込んで加工してってやつ。
「パフォーマンス・キャプチャー」という技術らしい。
技術の進歩ってすごいよねぇ。顔の表情もかなり細かく表現できてたし。
ただ、まだ「目の表情」が弱いかな。旦那さんも「目に力がない」って言ってた。
衣装も、若干のっぺりした感じかなぁ。
この感じ、どっかで見たような・・・あ、「MYST」(元はPCゲーム。PSP用で出てるよ)だw
昔のTVアニメで、動くとこだけ色が違ってたりして「あーこれからこうなるな」ってのが
わかっちゃったりしてたのがあったんだけど(かなり古い話だがな)
それを思い出しちゃったのが、みんなで宴会してるときに、作りの荒い人(笑)ってのが何人かいて
そこへ魔物が襲いかかってきたときに「あーあの人死んじゃうのね」ってわかっちゃったり(苦笑
原作の「ベオウルフ」はかなり長い話みたい。
それを映画1本にしちゃったから、結構話端折ってるところは多いんだなって感じ。
「こうなるまでにきっといろいろあったんだろうな」って思っちゃうわけで
そのせいで若干話が薄くなっちゃってるのは、まぁ仕方ないんだろうなぁ。
いやーでも「パフォーマンス・キャプチャー」ってのは面白いね。
公式HP(http://wwws.warnerbros.co.jp/beowulf/)見てて思ったんだけど
役者が演技だけに集中できるってすごいことだよw
ハードの性能が上がれば、もっともっとすごい画が作れるようになるだろうな。
そのうち、ひとりのキャラクターを、外見とアクションと声が全部別の人、とかなったりするんだろうか?
・・・まぁそんなことしたらギャラの計算面倒になるからやんないかもだがw
そんなわけで、今回は「技術的なこと」のほうに目が行ってしまった(笑
元CG屋としては、やっぱ気になっちゃうんだよねぇ。
でも、技術が進歩すればするほど、大事なのは「発想」になってくるわけで
監督さんって大変だよなぁと思ったりもするのであった(苦笑

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