今日観たのは「風雲2-少林寺の火猿-」。
原作は香港の漫画らしい。映画にもなってるしTVドラマにもなってるそうな。
映画版は何年か前に観て、結構面白かった。
で、TVドラマ版を観てみようかなと思ってずいぶん前に1を借りて観たんだな。
「実写版ドラゴンボール」ってコピーは、確かにそんなイメージだな。
原作の絵はどっちかっていうと「北斗の拳」だけど。
アクションシーンはぶんぶん飛んだり派手な技が炸裂したり。
でも、前に観た1と今回の2では、作り込み方がかなり違うような?
1はビデオ版で2はDVDだからか?でも話はちゃんと続いてたよなぁ。
キャストも変わってなかったし。うーむ、謎(笑
で、キャストなんだが、ボスキャラ雄覇(ホンパ)が千葉真一。
香港なら「アクションできる偉そうな顔のオヤジ」はいくらでもいそうなんだが
なぜ千葉真一なんだろう?(笑
でもキャラにはぴったしはまってるんだよなぁ。ていうか原作の顔にそっくりなのか。
何か企んでにやっと笑うとこなんか、もー憎たらしいくらい腹黒(笑
対する主人公若者チームは、風(フォン)も雲(ワン)もいまいちぱっとしない感じ。
風はどうしても「狩人」を思い出してしまう(苦笑
浪(ラン)はジャニーズ系だけど、霜(ション)はどう見ても脇役顔。
本当に君たちで雄覇を倒せるのか?と思ってしまうほどの存在感の差を感じるわけで。
まぁでもストーリー的にはまだまだ敵わないってあたりだからいいのかなぁ。
映画版とTVドラマ版では若者チームのキャストが違うんだけど雄覇役はどっちも千葉真一。
雄覇はあの顔以外には考えられないのか(笑)
個人的には映画版のほうの若者チームのほうが顔は好みだったりする。
衣装とか小道具とかセットとかは、やっぱりTVドラマなんだなって感じ。
女の子の髪型なんか「乗せてます」って感じが見え見えなのがかわいいw
っていうか、逆に昔の人は本当に地毛で結ってたのか?みたいな。
あーでも日本髪も今や「乗せてます」感があるしなぁ。
どこも同じなのか(笑
ストーリーは前回の1が、風と雲を手に入れた雄覇が武術界をシメていくまで。
今回の2は、子供の頃から仲良く一緒に修行してきた風と雲とついでに霜が
雄覇の策でばらばらになるまで。
途中雄覇の娘なんてのも出てきたが、小気味いいほどの高ビー(笑
すぐに帰って行っちゃったけど、あの娘また出てくるのかしら?
でも死んじゃったことになってるしなぁ。
雄覇ならきっとどっかで使うんじゃないかと思ってしまうのは考えすぎかな。
泣くシーンで男も女も小鼻ぴすぴす動くのが見ててどうも笑ってしまう。
向こうじゃお約束な表現なのかねぇ。
雄覇のそばにいつもいる太鼓持ちの丑々(チャウチャウ)、何でオカマ口調なのかと思ったら
宦官だったのね。でも普通宦官って夫人につくんじゃないのか?主人の側にいるのに
宦官である必要はないんじゃないか?あーでも娘のとこにも顔出してたしなぁ。
かなり微妙な立場だよなぁ。いろいろ裏も知ってるから、いつか消されるの丸わかり(笑
そんなこんなで私は結構楽しんで観てたんだが
一緒に見始めた旦那さんは始まって5分ほどで爆睡してました(笑
時間も時間だったし、旦那さんの趣味ではなさそうなので
そのまま寝かせておいたけど、たまにいびきでテレビの音が聞き取りにくくて(苦笑
ちなみに同じ日に旦那さんが借りたのは黒澤明の「影武者」だったり。
そっちは私は横目で見る程度だったので、お互い様ってことで(笑