「陰陽師」13

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「陰陽師」13
岡野玲子 原作:夢枕獏 白泉社
映画観終わったあと、海老名で本屋寄ったら
気になってたコミックの続きを次々と発見してしまって買っちゃったさ∼(; ̄▽)ゞおほほほほ
そんなわけで、家帰って4冊一気に読んだわけです、はい。
「陰陽師」を最後にしたのは、この巻で完結だから。
やっぱり既刊を実家に置いてくるんじゃなかったかなー。
12巻あたりからだんだん置いてかれてる感が大きくなって
(岡野さん飛びすぎなんだもの)
13巻はもう飲み込むどころかなぞるのもひと苦労な感じ(汗
でも「そうか数理はここまで来ないといけなかったのか」とも思ったり。
数理とかゲマトリアとかカバラとかあっちこっちかじってはみたけど
どうもいまいち腹の据わりが悪かったのはそういうことか。
しかも二次元すら修めてないのに三次元に手出そうとしてもそりゃ無理ってもんだよなぁ(苦笑
どうも昔っからエジプトとは相性が悪くてなー(苦笑
どっちかって言うと好きなほうなんだけど、どうしてもこの身に浸み込んでこないのよねぇ。
何でだろうなぁ?
しかし・・・数理を礎とするからには、妥協も例外も許されない。
それは話の中だけじゃなく、話そのもの、つまり描き手にも要求されるわけで
描ききった岡野さんはすごいとしか言いようがない。
最初の予定では12巻完結だったのに、途中から岡野さんが飛ばしちゃって
12巻に収まらなかったってのが楽しいったらないな。
そのせいで、各巻についてる卦も消長十二卦じゃ足りなくなってるし。
で、改めて13巻の卦を見てみたら、真ん中を薄く繋いであるし(笑
それって何かずるくなーい?w それこそ太乙置いてもよかったんじゃないのかしら。
じゃなきゃウロボロスとか(それは行き過ぎか)。
この本だけじゃなく、今日買った4冊全て、しかも全部一度に揃ったということ自体
何やら思うところがあったりなんかして、ちょっと感慨深かったりする。
私は「自分の力を使う道」を選んだけど、力を使うためにはまず「おさめなければならない」わけで
「順番が逆」なのはそういうことなのかしらんとか思ったり。
・・・「銀の車輪」・・・「鳳凰」・・・そうか、「再生」・・・「再び生まれる」、か・・・
必要なのは「禊」。ふむ、なるほど。
というわけで、とりあえず古い服を捨てようと思った私でありました。

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