久しぶりに旦那さんが「映画観に行こう」と。
TVCMで「10万の敵に、たったひとりで挑む。」というコピーを見て釣られたらしいです(笑
で、上映館を探すのに、公式HPへ。
ストーリーとかバックグラウンドとかちょこっと見たりして。
日本のコミックが原作なのかぁ。ふーむ。
どっちかって言うと策略勝負なわけだな。
・・・旦那さん大丈夫かな?(苦笑
川崎のTOHOシネマズ行ってきました。
さすがに今回はプレミアムシアターではやってなかったw
プレミアムシアターはシートがゆったりだから楽なんだよなー。
舞台は春秋戦国時代。
趙との国境に位置する燕の梁城は、趙の進軍に脅かされていた。
梁王は、守備能力に長けた墨家に救援を依頼したが
趙軍がすぐそばまで進軍してきてもまだ墨家は到着せず。
趙軍10万に対して、梁城は全住民合わせても4千。
梁王が降伏を選択した直後、ひとりの墨者が梁城に到着する・・・
そんな感じでストーリーが始まったわけで。
墨者・革離(アンディ・ラウ)は「ひとりでも多く生き残ること」を第一に
あれやこれやの策を使って趙軍に対する。
革離が功を上げれば上げるほど、梁上層部の不安は大きくなり・・・
みたいな感じ。まぁわかりやすい流れだな。
緻密な戦略、翻弄される趙軍、あたりは問題ないんだけど
梁王周辺がきな臭くなってきたあたりからやばい方向に話が進んでいく。
旦那さんは文官が大っ嫌いだからなぁ(苦笑)と思ったら案の定観終わってぼろくそに言ってたw
梁王も器小さいの見え見えなんだもんなぁ。
外門入ってすぐのところに城壁へ上がる階段があったりだとか
攻撃側の先頭が「盾」と「槍」だったりとか、防御側は城壁上から「弓」でとか
なんだかリネ2の攻城戦に似てるなぁとか思ったりして(笑
っていうか、基本は変わらないんだね。
一度は梁城から追われた革離だけど「本当に守りたいもの」を守るため、梁城へ戻っていく。
敵総大将・巷淹中は革離を認め、趙軍は梁城から撤退するが・・・
最終的に趙軍は5万の兵を失ったらしい。確かに平民・奴隷も合わせて4千人の梁が
それだけの敵兵を倒したのはすごいことなんだけど
勝敗がはっきり出ないのもまた実際の戦争なのもわかってるんだけど
・・・旦那さんはすっきりしないだろうなぁ(苦笑
旦那さんの好きな、陣を張ってのぶつかり合いとかもなかったしなぁ。
何だか、いろんな教訓みたいなものがいっぱい詰まってた気がする。
どれだけ気づけるかでその人のレベルがわかるのかもしれない。
人を動かすということ、人の上に立つということ、そして誰かに従うということ。
勝つということ、負けるということ、そして戦いのその先にあるもの。
人を認めるということ、自分を認めるということ、そして活かすということ。
それがこの作品の一番の「策」なのかもしれない。
革離が挑んだのは、敵だけではなかったのだから。