「皇帝ペンギン」

ずいぶん前から観たかったのよね、これ。
基本的な生態は知ってるし、TVでも何度も見てるけど
何より動物のドキュメンタリー(でいいのか?)物は大好きなのよね(^^)
とにかく美しいったらないのよ、ペンギンが。
しかも羽の一枚一枚が見えるくらいアップなんだもの。
「求愛」のシーンなんてもう見惚れるくらい綺麗。
ヒナは半端じゃないくらい可愛いし。
って言っても、綺麗なだけじゃない。それは自然の掟だからね。
メスが産んだ卵をオスに渡すときに失敗して割ってしまって
ひびの入った卵がみるみる凍っていったりだとか
卵を産んで餌を蓄えに行ったメスがアザラシに食べられちゃったりとか
メスを待つ間雪だけを食べて待つオスが耐え切れなくて死んだりとか
卵から孵ったヒナが吹雪に耐えられなくて死んだりとか
親から離れるようになったヒナが鳥に食べられちゃったりとか
確かに可哀想ではある。
凍っちゃった卵や死んじゃったヒナのそばでじっと立ち尽くす親とか見ちゃうと
やっぱり悲しいのかなぁと思わなくもない。
でも「生き残る力のない者は淘汰される」のが自然の掟だから。
厳しい自然の中で生きていかなければならないから
種の保存のためには仕方のないこと。
普段どれだけ頭で考えて動いていようと
本能に訴えられたら抗いようはない。
どれだけ文明が発達しようと
「繁殖する」ことは他の生物と何ら変わりはない。
旦那さんには「何でそんなに熱くなれるの?w」と言われたけど
メスの本能なんだからしょうがないよねぇ(笑
全ての生物は「命を繋ぐ」ために生まれてくるんだから。

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