実は映画館に観に行こうって思ってたんだが
タイミングが合わなくて観に行けなかったんだな、この映画。
TV見てたらDVD発売のCMやってて、んじゃTSUTAYAにGO!ってことで。
なんていうかねー・・・感想がうまくまとまらないなぁ。
ストーリーはかなり良いよ。うん。複雑というか深いというか。
その複雑さとか深さをある意味さりげなく、ある意味ありのままに描いてるのもすごいと思う。
観てると後から後からいろんな「想い」が出てきて
それは自分自身の記憶だったりもして
あぁ、だから感想がまとまらないのか。
半分自分の想いで観てたんだから。
にしても、合成のほうが・・・ね(^^;)
今時TVドラマでもそんな手は使わないんじゃないかと思ってたのに
思いっきり映画でやられちゃったもんだから(苦笑
他にも、いかにも作り物臭い画があったりでちょっと冷めるかなぁ。
「HERO」「LOVERS」と組にされてるみたいだけど、印象は全然違う。
っていうか、一緒にしないほうがよかったんじゃないかと思うくらい。
と思ってHP行ってスタッフのとことか見たら
特殊効果が「少林サッカー」「カンフーハッスル」と同じ人だったらしい。
じゃあアノ画になるのもしょうがないかー(苦笑
前半は画の荒さのほうが目について「大丈夫か?」と思ったんだけど
後半になると合成もそれほど多くなくて、逆に演技とかがよく見えるように。
・・・もしかしてそれを狙ってわざとやったのか?(苦笑
そういえば、大将軍・天明も北公爵・無歓も普通の武器じゃないところがちょっと気になったか。
もちろん普通に剣を持って戦うところもあるんだが。
天明のアレ、何て言うんだ?大きな玉を鎖でつないであるやつ。
ぶんぶん振り回して敵をなぎ倒す様はまるで「●国無双」のようで
「あ、何か技使ったw」と思わず言ってしまったくらい(笑
無歓のほうは扇。両手に持ってやるのはかなり難しいんじゃないかと思う。
ていうかあの鉄扇ほしーよー(をひ)すげーきれーだし、仕込みもあるし(ぇ
そういや鉄扇どこにしまったっけかな?(ぉぅぃ
「PROMISE」というタイトルがついてるが、「約束」なんて軽い言葉には訳せない。
もっと拘束力の強い「誓い」か、もしくは「呪い」って言ってもいいくらいの重さ。
満神(運命の神)に魅入られた傾城、弄ばれた天明。
神に愛されてたのは昆崙だけだったんじゃないかって思う。
こういう神の在り方はとても東洋的だな。善とも悪ともとれる。
恵みの雨も災いの雨も、雨であることには違いはない、みたいな。
ラストがなんとなく「グリーン・ディスティニー」を思い出すなぁ。
超えたところに何があるかは、超えた者にしかわからないこと。
中国のお話って、こういう終わり方が多いのかね?もしかして。
思い出すごとにいろんな想いがあふれてきて、どうにもこうにもまとまらない(苦笑
何度か観てから感想書いたほうがよかったのかもしれん。
いろんな意味で自分を振り返っちゃった映画でした。